作家 景山民夫 さん死去
1998年(平成10年)1月27日 死去 享年50歳
作家 景山 民夫 さん死去
作家の景山 民夫(かげやま たみお)さんが1998年(平成10年)1月27日、死去した。50歳だった。
26日午後11時20分ごろ、東京都世田谷区成城の木造三階建ての自宅から出火。
仕事場にいた景山さんが全身にやけどを負い病院に運ばれたがその後、死亡が確認された。
警視庁成城署と東京消防庁では出火原因を調べている。
1988年『遠い海から来たCOO』で第99回直木賞を受賞。
「幸福の科学」の信者としても話題を呼んだ。

人物 / 略歴
景山民夫(かげやま たみお、1947年3月20日 ~ 1998年1月27日)
放送作家としてのペンネームに大岡 鉄太郎。
◆ 略 歴
慶應義塾大学文学部中退、武蔵野美術短期大学デザイン科中退。
1968年(昭和43年)に放送作家となり『シャボン玉ホリデー』を手掛ける。
1969年(昭和44年)にアメリカに渡り、帰国後、再び放送作家として『タモリ倶楽部』『11PM』『クイズダービー』等、数多くの番組の構成を手がけた。
また、小説家としての処女作となる冒険小説『虎口からの脱出』で1987年、第8回吉川英治文学新人賞、第5回日本冒険小説協会最優秀新人賞受賞。
1988年には『遠い海から来たCOO』で第99回直木賞を受賞した。
特記事項
若い頃より、ネス湖のネッシーや幽霊などをはじめとする超常現象や、原子力発電やゴミ問題などの環境問題に深い関心を寄せる。
実子の死去などから、晩年には宗教法人「幸福の科学」に入信。