作家 川口 松太郎 さん死去
1985年(昭和60年)6月9日 死去 享年85歳
作家 川口 松太郎 さん死去
作家、劇作家として活躍した 川口 松太郎(かわぐち まつたろう)さんが1985年(昭和60年)6月9日、 肺炎のため東京都新宿区の東京女子医大病院で死去した。85歳だった。
1935年(昭和10年)『明治一代女』『鶴八鶴次郎』などで第1回直木賞を受賞。
代表作の『愛染かつら』は映画化され、田中絹代、上原謙の主演で人気を博した。

人物 / 略歴
川口 松太郎(かわぐち まつたろう、1899年(明治32年)10月1日 ~ 1985年(昭和60年)6月9日)
東京浅草出身。
後妻は女優の三益愛子。
三益との子は俳優の川口浩(長男)、川口恒(次男)、川口厚(三男)、元女優で陶芸家の川口晶(国重晶)(長女)。
◆ 略 歴
1935年、『明治一代女』『鶴八鶴次郎』などで第1回直木賞を受賞。
戦後の1947年、大映監査役専務。
『新吾十番勝負』など数多くの時代小説のほか恋愛小説などを多く書いた。
特記事項
妻の死後『愛子いとしや』を上梓して話題となった。
1973年(昭和48年)、文化功労者。