追悼の森
船戸 与一さん死去

直木賞作家
船戸 与一 さん死去

2015年(平成27年)4月22日 死去 享年71歳

船戸与一写真 

直木賞作家 船戸与一 さん死去

「砂のクロニクル」などの冒険小説で知られる直木賞作家の 船戸 与一(ふなど よいち)さんが 2015年(平成27年)4月22日午前2時ごろ、胸腺がんのため東京都杉並区内の病院で死去した。71歳だった。

早稲田大学卒業後、1979年(昭和54年)に「非合法員」で小説家デビュー。

その後、「山猫の夏」や「砂のクロニクル」などの作品を発表し、冒険小説ブームをリードした。

2000年には小説「虹の谷の五月」で第123回直木賞を受賞。

今年2月、大河小説「満州国演義」が全9巻で完結し、日本ミステリー文学大賞を受賞。

2009年にがんが発覚し「余命1年」との宣告を受けていたが、執筆を続けていた。

3月25日発売の文芸誌「ジャーロ」(光文社)に掲載した短編「稲妻の秋」が最後の作品となった。

人物 / 略歴

船戸 与一(ふなど よいち、1944年2月8日 ~ 2015年4月22日 )

山口県下関市生まれ。本名は原田建司。

◆ 略 歴

早稲田大学法学部卒業。

小学館、祥伝社などの出版社勤務を経てフリーになり、執筆活動を始める。

1979年『非合法員』で冒険小説家としてデビュー。

他に豊浦志朗の筆名で『叛アメリカ史』等のルポルタージュ、外浦吾朗の筆名で『ゴルゴ13』、『メロス』の劇画原作も著している。

2015年4月22日 、胸腺がんのため死去。71歳没。

特記事項

◆ 早稲田大学探検部

早稲田大学在学中は探検部(第三期生)に所属した。

アラスカのエスキモーを訪問し、本名で共著『アラスカ・エスキモー』を刊行した。

1997年に発生したペルー早稲田大学探検部員殺害事件では、同事件で被害者に対してコメントした橋本龍太郎に対して反発。

探検部OB会有志47人の連名で「内閣総理大臣を辞職せよ」と迫る文章を『週刊ポスト』に意見広告として掲載した。

◆ 船戸与一 / 著書

◇ 非合法員 1979.3

◇ 祖国よ友よ 1980.10

◇ 群狼の島 1981.6

◇ 夜のオデッセイア 1981.7

◇ 血と夢 1982.5

◇ 蛮賊ども 1982.4

◇ 銃撃の宴 1984.6

◇ 山猫の夏 1984.8

◇ 神話の果て 1985.1

◇ カルナヴァル戦記 1986.4

◇ 猛き箱舟 1987.4

◇ 伝説なき地 1988.6

◇ 緑の底の底 1989.10

◇ メビウスの時の刻 1989

◇ 炎 流れる彼方 1990.7

◇ 砂のクロニクル 1991.11

◇ 黄色い蜃気楼 1992.9

◇ 諸士乱想 トーク 18 1994.6

◇ 蝦夷地別件 1995.5

◇ かくも短き眠り 1996.6

◇ 蟹喰い猿フーガ 1996.1

◇ 蝕みの果実 1996.10

◇ 午後の行商人 1997.10

◇ 国家と犯罪 1997.5

◇ 海燕ホテル・ブルー 1998.8

◇ 流沙の塔 1998.5

◇ 龍神町龍神一三番地 1999.12

◇ 虹の谷の五月 2000.5

◇ 新宿・夏の死 2001.5

◇ 緋色の時代 2002.1

◇ 夢は荒れ地を 2003.6

◇ 三都物語 2003.9

◇ 金門島流離譚 2004.3

◇ 降臨の群れ 2004.6

◇ 蝶舞う館 2005.10

◇ 河畔に標なく 2006.3

◇ 満州国演義 2007~2015
・ 1 風の払暁
・ 2 事変の夜
・ 3 群狼の舞
・ 4 炎の回廊
・ 5 灰塵の暦
・ 6 大地の牙
・ 7 雷の波涛
・ 8 南冥の雫
・ 9 残夢の骸

◇ 藪枯らし純次 2008.1

◇ 「満州国演義」に見る中国大陸 2008

◇ 夜来香 2009.5

◇ 新・雨月 戊辰戦役朧夜話 2010.2

Page Top

PCサイト / スマートフォン

◆ A Related Words :
船戸与一 病状/船戸与一 新刊情報/船戸与一新刊/船戸与一 ランキング/船戸与一 おすすめ/船戸与一 南米三部作/船戸与一 新連載/船戸与一 非合法員/船戸与一 蝦夷地別件/三都物語 船戸与一/船戸与一 略歴/船戸与一 プロフィール/船戸与一 死去/訃報 船戸与一